『PEAK PERFORMANCE 最強の成長術』を読んでみた感想!!やっぱり王道が1番説
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脳科学の信頼に勝るものはない!
根性論とか精神論の話って溢れかえってますよね
しかし、この著書の紹介にもあるように、
脳科学から、心理学、スポーツ科学まで、最新科学のリサーチで、ついに判明! 一流に共通するいい成果を出すためのパターンとは?
引用:Amazon
実験のデータにもとづいた、最強のパフォーマンスの引き出し方法と、自分のレベルを高めるためのノウハウが描かれる本でした
行動心理学や脳心理学の客観的なデータに基づくので、そこらの自己啓発本とは違う感はありましたね〜。 万人に共通する法則的なのがあればなーと思ってたので画期的なアイディアでした。
まず一言の感想はとして、「運動も他の能力もおんなじなんやー!」ということ。
運動能力と創造能力は関係なく、ひとつの法則で伸ばす技が書かれていたのです。
一番わかりやすいのは、スポーツでしょうか
筋トレでめちゃめちゃ負荷をかけて、2日・3日休んで完全回復すると、筋肉が成長。
これは誰しもが経験あるのではないでしょうか。腹筋、胸筋、太ももなどなど全てそうです。筋トレの他にも、持久走など、身体能力すべてにいえることですね。
この負荷をかけて、期間を空けることを「ピリオダイゼーション」
と運動科学の分野で呼ばれていますが、「これは他の能力(勉強、芸術など)にも当てはまるんや!」というのが本書の主張です。
実際に、その能力を伸ばすためん手順はこちら・・(筋トレそのままやんけ!)
①鍛えたい筋肉や能力を選ぶ
②その筋肉または能力に負荷をかける
③回復するまで休息を取って、体を適応させる
④①〜③のプロセスを繰り返す。但し、前回よりもやや強い負荷をかける
『負荷』と『休息』のバランスがめっちゃくや大切とのこと!
負荷をかけすぎると(例えば、一夜漬けの勉強)、頭が疲労して燃え尽きてしまったり、「これだけやったから大丈夫やろ!!」と自己満足に溺れることになってしまうんだとか。
真になにごとも伸びる人は、この『負荷』と『休暇』のバランスが神がかってる。
一流に共通する、思考のプロセスがある?!
一流とは、その競技とか芸術のプロのことでしょう。数多くいる競争相手よりも、抜きんでた存在で「どうやったらあの人みたいになれるのだろう?・・」とよく考えたものです。
脳科学から、それら人たちには共通点がある!という
①没頭:高い集中力を発揮しながらひたすら仕事に没頭する
②熟成:休息と疲労回復のための時間。仕事のことは一切考えない
③ひらめき:新しいアイデアが湧いたり、考えが深まったりする
まずはやってることに没頭(集中の境地)にいけるかどうか。
時間があっという間にすぎるシチュエーションを思い浮かべてください。
おそらく、試験などの時間は、極度の集中力を放つため、「時間が過ぎるのはや!」という経験をもってる人は多くいるはずです。
そのように今やってる仕事や趣味に応用できるかが鍵となってきます。
次にその集中力をチャージする時間が必要とのこと!
本書では”熟成”と表現されてますね。これはメリハリとでも言えそう。
まさに、オフで、何もしないことを意味します
完全にスイッチをオフにしてリフレッシュしたあとに、
かけた『負荷』が実るんです。「あれ、前より成長したかも・・・」と感じられるようになったら勝者でしょう。
この一連の、①没頭②熟成③ひらめきが、一流の人がもつ共通してる思考プロセスだったのです!
シンプルなオンとオフ。
小手先のテクニックよりも、王道と言われるオンとオフの切り替えが1番大切だというのが、本書の主張でした。
おわりに
『負荷』と『休暇』のバランスが大切なことはわかった!
この本では書かれていないのですが「続けること」こそも欠かせないですよね
ブログなんかも、負荷をかけて1日3記事、4記事書いて、文章能力やオリジナリティが上がった感じはあるかもですが、実際はそうでもない笑
本当に伸びて、爆発する人って、「続けてる」人ではないでしょーか!
この「続ける」中に、負荷と休暇が入ってれば最高のコンディションということ。
『あたりまえ』を『あたりまえにやる』これが超むずい。
オンとオフを切り替えて、集中と休暇をきちんととって、毎日続けられる人はやっぱり強いですし、最後まで残るとよく言われたもの。(これがどれだけ難しいことか!)
これが成長への王道だと改めて教えてくれたのがこの本でした。
昔も今もかわらないですよね〜〜〜
短期的な目の前のものにとらわれるんじゃなくて、
長期的な視野でみてじわじわと成長させてく人が、賢者であり最後の勝者。
そんな思いになる一冊でした!