ホームシックになったらどうするか?その原因と対策について!【新生活を迎える前に】
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寂しい、悲しい。心にぽっかりと穴が空いたような虚無感、『ホームシック』
慣れ親しんだ家、友達、家族を離れて感じてしまう不安や心配は誰にでも訪れます
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そもそも『ホームシック』とは
臨床心理学者のJosh Klapow氏は
「愛情と庇護と安心に対する本能的欲求であり、普通は、家族のいる家と結びついている感情であり資質である」
と定義しています
新しい場所に引越しすれば、家族と一緒にいる”安心”から離れます
慣れても無い環境からは安心を得るのは初めは難しく、強いストレスを感じてしまう、これが『ホームシック』の症状の現れです
本能的欲求なのでほとんどの人が経験あるのではないかと思います
僕も感じました。
引越しは両親が手伝ってくれ、和気藹々と引越しが完了しました
しかし、両親が去った後突如として虚無感に苛まれたのです
突然ひとりになって寂しいと同時に不安の感情が僕を襲いました
あれはトラウマ
『ホームシック』の強いストレスはうつ病の種にもなります
ですので、あらかじめ『ホームシック』の原因をあぶり出し、冷静に対処してあげることが大切です
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『ホームシック』の原因を特定しよう
小児科専門誌の『Pediatrics』によると『ホームシック』になってしまう人は4つの要因の影響が大きいとのこと
そこで、もし「ホームシックかも・・・・?」と気配を感じたら、以下の要因のうちどれがピンくるのかを考えて見ましょう
- 経験
- 態度
- 性格
- 外的要因
順番にみていきます
経験:今まで家族と離れて暮らしたことがないなら、家族が恋しくなるかもしれません。「なじみがない」という感覚と折り合いをつけていくことに慣れていないからです。
➡︎:経験の無い=馴染みのない場所での生活です
ほとんどの人は、不慣れなものに大きなストレスを感じます
むしろこの馴染みなさをワクワクできれば怖いもの無しなので、この記事を読み進める必要はなさそうです!
態度:ホームシックは時として自分の思い込みが招くものです。新しい状況では居心地が悪いだろうなと考えていると、実際にそうなります。
➡︎:不安な気持ちが連鎖してネガティブな思考になることによります。新しい環境に出るときは、不安なことだらけですよね
ここではネガティブ思考を捨てることが鍵となってきそうです
- 性格:研究者は、初対面の人たちと親しくなるのが得意でない人は、新しい保母さんと過ごしている子どもの「不安定感」に似たようなものをもっているといいます。これに影響を受けるため、新しい生活になじみにくいのです。
➡︎:やっぱり誰しも、新しく不慣れなものに警戒してしまうんですね。そりゃあそうです。誰も喜んで見ず知らずの体験に飛び込もうとは思いません
こうした引っ込み思案な性格が出すぎてしまうと、友達を作るのに苦戦し、ホームシックを感じてしまうのです
外的要因:もちろん、ホームシックのレベルはどれだけその引っ越しに乗り気であるかにもよります。引っ越しせざるを得なかったのでしょうか。それとも進んでしたいことだったのでしょうか。そして、ホームシックは、家族がその変化にどのように反応するかにもよります。
➡︎:新しい場所への引越しが、自分の気持ちなのか・強制的なのかによって変わる要因です
特に、半強制的な引越しの場合(転勤など)は、ストレスを感じやすく、『ホームシック』になる材料のようですね
この4つの要因がある他に・・
ホームシックになるまでの時間は思った以上に早い説?!があります。以下の図を参照してください
半数近いの人が1ヶ月以内に『ホームシック』を感じているのです
引越す前とのギャップを肌で感じてしまうのが、引越ししたその時であることがわかりますね
また、引越しの最初の月は毎日が準備で忙しい。その片付けが終わった2ヶ月、3ヶ月目に感じてしまう場合も多くありますね
書いた通り、僕は引越し当日すぐに発症しました・・・・
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『ホームシック』の俺的解決方法
まずはこのようなアンケートがあります
- 『時間経過と共に解決』
➡︎:男女の半数は、『ホームシック』は時間の問題だったと言うのです。これは不思議な力
人間は本能的に慣れようとする適応能力が宿っているのです。
たとえ不慣れだと感じでも、人間本能の力に委ねて『時間が解決する』と信じて、ポジティブに新生活を受け止めるといいですね!
- 『友人ができた』
➡︎:「人間は社会的な動物である」という表現があります!
これは人はひとりだけでは生きていけないという意味で、悩みや笑顔を共有できる友達の存在はとても大きいということですね
新しい職場だったり学校では、勇気を持って声をかける努力をしましょう
お互いに新生活を始めた場合には、意気投合できる可能性も高いものです
- 『家族と頻繁に連絡を取った』
➡︎:最後まであなたの味方になってくれるのは家族です
新生活に慣れるまでは、お父さんやお母さんに不安や本音を相談するといいでしょう。
きっと背中を押してくれる一声をかけてくれるはず。
今では、LINEやSkypeを使えば無料です!昔と比べたら圧倒的に連絡を取るハードルは低いはず。いやむしろありません!
ガンガン連絡を取って、話を聞いてもらいましょう!
- 『夢中になれるものができた』
➡︎:自由に遊ばせる時間があると、人は不安を感じてしまいます
行動心理学でこのような研究があるんですね!参照してみてください⬇︎⬇︎
受け身の引越しでは精神衛生上よくないことは書いた通りです
それならば、新しい地で叶えたい夢や目標を見つけて、それに熱中しましょう
「この為に俺は引っ越してきたんだぜ」と自信をもてるようになれば、心の遊びもなくなり、『ホームシック』に強いメンタルを作ることができますよ
補足:あなただけではない!
僕でも「もう家に帰ってやルゥ!!もう無理!!!・・・」くらい強い『ホームシック』を感じてしまった時期があります
けれど今は、新しい地に適応して、自分らしくゆる〜く生活ができてます
僕なりの方法は時間が解決してくれるまで、新しい目標と友達を作りつつ家族と連絡を保つ!
これに尽きますね
上の全部を融合させた感じです
時間が解決してくれるまでの間に、どんな対策をとるかが大切です
夢中になることを見つけつつ家族と連絡を取る!これが鉄板で最強の術なのです
あとは『あなただけではない』ということ
他にも苦しくて苦しくて毎日が辛い、そんな人はたくさんいるのです
でも「それを乗り越えたぞ!」という人もたくさんいるのです。
人生とはその時々に自然に変化し、移りゆくものです。
変化に抵抗してはなりません。 それらは悲しみを招くだけです。
現実を現実として、あるがままに受け入れなさい。
物事をそれが進みたいように、自然に前に流れさせてやりなさい。
( 老子 )
老子の言葉にあるように、今のあるがままを受け入れて、冷静に対策を取ってみてください
そうすればおのずと「なんとかなったよ。ありがとう」と家族にお礼を言うことができるでしょう。ぜひ多くの人の参考になれば幸いです😌