一人旅の目的を持つべきなのか?!【一人旅の目的は人生を楽しむトレーニング】
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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です
「海外一人旅では必ずホームシックになるけどそれがまたいい」と思う人です。かれこれ一人旅歴は5年ほどになります
一人旅ってさあ、目的あった方がいいの?!目的ない放浪の旅がいいの?!
って5年前の僕は思ってました
なんとなく「一人旅っていいよなあ。行ってみたいよなあ」という欲望は芽生えるけども、、
なんで?なんで一人旅行きたいの??目的は??
と問われると「なんだろう。とりあえず」と答えるしかありませんでした
実際多くの一人旅経験者が共感してくれるかなと思います😌
本記事では一人旅の目的について、僕の経験から思うことをまとめていきます
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- 結論:一人旅の目的は抽象度高めでOK
- 具体的過ぎると満足して終わりだった
- 一人旅の目的は具体的じゃなくていい
- 一人旅の目的:「自由が故の不自由」を楽しむ
- 一人旅における抽象→具体の過程が楽しかった
- まとめ:一人旅の目的以外にも通用する
結論:一人旅の目的は抽象度高めでOK
一人旅では目的はあった方がいいけど、具体的過ぎず、そこそこ抽象的な方がいい
という僕の経験からの結論です
ここらへんを掘り下げ説明していきます
まずはこの2つの一人旅の目的をみてみてください
- 一人旅の目的:「一人旅を楽しむ!!」
- 一人旅の目的:「留学してる日本の友達に会いに行く」
どっちがより抽象的、具体的かわかりますか?
簡単に言うと
- 抽象的=ふわっとイメージしづらい
- 具体的=しっかりイメージしやすい
の違いです
明らかに下の目的の方がイメージしやすくわかりやすい具体的な目的ですよね
目的は「一人旅を楽しむ!」と言われてもどんな風に???となってしまいますが、
「留学してる日本の友達に会いに行く」の目的はしっくりきます、このくらいの違いですね
そこで一人旅をたくさんしてきた僕の主張は
一人旅ではこのような具体的な目的は微妙かも!
というものです
なぜなら
具体的過ぎると満足して終わりだった
一人旅で
- 「これやって〜〜」
- あれもやって〜〜」
な感じの、具体的な目的を用意してたことがありました
例えば、デンマークを一人旅した時には
- コペンハーゲンの人形姫像の写真を撮る
- ランチでご当地のスモーブローを食べる
- ニューハウンの街並みを歩く
の目的で上陸しました
毎日1つ2つの目的を達成するプランで首都のコペンハーゲンを歩き回ってましたね
人形姫も撮れたし、スモーブローもたべれたし、ニューハウンの綺麗でカラフル街並みもみることができたし、満足満足。一人旅って最高ーーーう!!!!
だと思ったんですが
やることやったけど、目的は達成したけど、あとどうしよ
やることないんだけど?終わり??
とつぜんの空虚に襲われました
一人旅の目的を達成をしたと同時に若干燃え尽きに近い感覚を感じたのを今でも覚えてます
確かに各目的を達成する時はそれぞれ嬉しいしですし、一人で来た甲斐を感じます
が、、それ以上にやること終えた後の空虚な虚無感を感じることになったのです
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一人旅の目的は具体的じゃなくていい
具体的な一人旅の目的をがっちり決めると、達成した後の空虚さに見舞われるんだな、と僕自身反省しました
コペンハーゲンでの反省です
というわけで
具体性なんていらない
と思うようになった僕は、一人旅の準備段階で
- 具体的な行き先を決めず
- 具体的な宿泊先を決めず
- 具体的な食べ物を決めず
- 具体的に会う人を決めず
の方針でエアチケットを予約するようにしました。ここを狙って行く、泊まる、食べる、会うを全てなくしました
代わりに、ただ大きなテーマの「一人旅を楽しむ」だけを考えるようになりました
滅茶苦茶抽象的、ですよね
どうゆーーーこと??大丈夫なん??
と思いますよね
なぜなら
今の僕の一人旅に対する価値観は
一人旅の目的:「自由が故の不自由」を楽しむ
のように変化したからです
自由が故のの不自由を今まで聞いたことありましたか?!
【自由が故の不自由】
— まこさん@世界史ブロガー (@sHaRe_worlD_) 2019年5月2日
「行動の制限がなく超絶自由過ぎてむしろ困ってしまう病」は選択肢が無限にある現代において顕著ですよね。そこで「一人旅を全力で楽しむ」はとても良いトレーニングになりますよ。全て自由かつ自分自身で楽しみを見出せなければならない環境に飛び込めるので😌🌎
これは、「自由過ぎてもうなんでもできちゃうんだけど、一体何がしたいのかわからず、困ってしまう不自由さ」のことです
「一人旅を楽しむ!」の目的それ自体は抽象的で容易に捉えられるものではないですね
つまりこの抽象度の高さが「自由が故の不自由」の正体になります
どんな所に行っても、何を食べても、誰に会っても、とにかく何をやってもいい
とにかく「楽しむこと」ができればOKという自由度の高さです
そこで
- どうやって楽しむかなああ??
- どこにいけばおもしろいかなあ??
- 誰かおもしろい人いないかなあ??
を一人旅が始まってから自分で考え、計画立て、行動に移す
言い換えると「一人旅を楽しむ!」という抽象的な目的から具体的な行動に移すこと回数無制限にやりました
一人旅における抽象→具体の過程が楽しかった
この抽象的な「一人旅を楽しむ!!」という目的を、一人旅の最中に自分で考えながら具体的な行動にする、その過程がおもしろーーい
自由度の高い目的から、さらに細かく一人旅でやりたい目的を何度も何度も達成するそのサイクルが楽しいんだーー!
と、僕は思うようになりました
「デンマークのコペンハーゲンの有名なニューハウンを歩く!」と、初めから具体的な目的をさだめるのでなく、
- 「デンマークの一人旅を楽しもう!」
- →「どうするかなあ???あそこ行ってみようかなあ??」
- →「せや、ニューハウンが面白いらしいぞ???行くか、明日。」
のように、抽象的な目的から具体的な行動に移しまくるわけですね。全ては楽しむため😌
また、僕は「一人旅はまるでRPGみたいだな〜」とよく例えます
よくある、クエストをひたすら達成するだけのRPGは作業ゲーになって飽きやすいんですが、
自由度の高いかつ自分でキャラをカスタマイズできるRPGはやり込み要素多くて滅茶苦茶はまる!ってあるじゃないですか
一人旅の目的にある程度の抽象性を求めるのも、RPGの面白みからくるやり込み要素に近いのからかもしれませんね
自由度が高い一人旅では、どんどん面白みを見つけ、このやり込み要素が目的と言っても過言ではないですね
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まとめ:一人旅の目的以外にも通用する
僕はデンマークの一人旅をきっかけに、具体的な目的を一人旅では持たないようにしています
これは自由度の高い人生にも通用するスキルだと思ってます(スケールが大きい話になりましたが)
「人生に楽しみを見出したい。毎日楽しみたい!」と思う人はほとんどのはず
ですが・・・
「行動の制限がなく超絶自由過ぎてむしろ困ってしまう」
という、自由度が高すぎるが故に困ってしまいなかなか思うように楽しみを見出せない人も多いようです
僕も例外ではありません
「自由が故の不自由」ですね
一人旅は「自由が故の不自由」に飛び込める環境です。そして自分から進んで楽しみを見つけるトレーニングできる方法です
とりわけ「一人旅を楽しむ!」という抽象的な目的から、具体的な目的に落とし込んで行動する思考+行動のプロセスは、とても良いトレーニングになります
自由度の高い一人旅での楽しみの見出し方は、人の感覚とエピソード記憶として残り続け、一人旅を終えた後の人生でも役に立ちます
長々と書きましたが、一人旅の目的は千差万別
ですが僕の一人旅は「自由度の高い人生をもっともっと楽しむためのトレーニング」 でもあります
抽象度の高い目的をあえて持って旅をする。一人旅で楽しめなければ人生も楽しめなーい。だからこそ楽しむ方法を模索しまくる。そんな考えです
ではでは、これからも一人旅について発信をし続けますね。共感できる所があれば幸いです😌