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【現役慶應生推奨!】泣ける!感動!わくわくする厳選の絵本たちを紹介!【子どもが5歳になる頃の神的絵本!】

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物心がつかないくらいの小さな子どもの頃、絵本を読み聞かせてもらったのは、かけがえのない思い出

 

登場人物を中心に仲間たちやライバルたちの交わすストーリーやこれからの展開に想像力を掻き立てます

 

当時の僕は「喜怒哀楽」やひとつの”言葉”のもつ深いイメージへの探求精神が育まれました

 

本記事では、今振り返ってみて「子どもの頃に読んでおいてよかった!!」と思える絵本

 

をテーマにどんどん絵本たちを紹介していきます。今となっては大学生。絵本で養われた感性は長い人生の間、ず〜っと響くものなんです

 

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絵本の読み聞かせのプラス影響はたくさん

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大人になって初めて知ったことですが、読み聞かせることのプラス効果はとても大きいんですね

 

  • 親子の絆、信頼関係が深まる
  • こどもの知的好奇心・想像力・発想力が育つ
  • 持続的な、集中力(聴く力)が養われる
  • 語彙力と表現力が強化される!(赤ちゃんに”強化”はちょっぴり違うかな) 

 

しかし、読み聞かせが無理矢理になってしまうと理想から少し離れてしまいます。絵本=嫌いになり、文章を読むこと=嫌いになりかねません

 

ですので、こどもが自分から自発的にに「読んで欲しい!」とお願いしてくれたらいちばんの理想ですね😌

 

物心つくか・つかないころの時期のこども。大切に育てたいものです

 

「本大嫌いっ子」になるのか「本大好きっ子」になるのでは学力的な意味で将来も大きく違う人にもなります

 

待ち受ける膨大な量の本(教科書たち)対しての対応力や免疫力に差が開いてしまう可能性があるからですね・・(怖い怖い)

 

そこで、楽しくおもしろくわくわくする+心動かされて泣ける絵本で「本」を好きになることからはじめたいです

 

僕にとってストーリーがおもしろく、印象強く、何度も何度もリピートをお願いしてた記憶に残る絵本たちを紹介します

 

ぜひ読み聞かせの参考にしてみてくださいね😌

 

三びきのやぎのがらがらどん (マーシャ・ブラウン絵 せた ていじ訳)

〜〜あらすじ〜〜

   大きさの違う3匹のやぎがいた。名前はみんな「がらがらどん」。ある日、3匹は草を食べて「ふとろうと」(太ろうと)、山へ向う。

だが、途中で渡る橋の下には、気味の悪い大きな妖精「トロル」が住んでいて…。北欧の民話をベースにした物語。

 

おおきな山あいの橋を超えなければ食料の草にありつけない3匹のヤギたちの物語です

 

橋の谷底には、まがまがしく不気味なオーラを放つトロルという魔物が潜んでいるわけですが、当時のちっちゃい僕にとっては、もう”ありえない”世界

 

こんな悪魔、魔物、鬼がこの世界に存在するものだと信じ、家の階段をこの橋に見立てて、そこには『トロル』が潜んでいるものだと思い込んでました

 

毎晩おかあさんと一緒にその階段を恐る恐る上り下りしながらトイレにいったものです・・(がち)

 

最終的にいちばん大きながらがらどんがトロルをやっつけて無事に橋を渡って草にありつけるというハッピーエンドです

 

覚醒状態の大きながらがらどんの放つ勇ましさといったら・・・かっこ良すぎワロタです

 

七夕のお願いに「がらがらどんになりたい」と短冊に刻むほどでした。ダサすぎワロタです

 

ぐるんぱのようちえん(西内ミナミ 作 堀内誠一 絵)

〜〜あらすじ〜〜

ぐるんぱは、ひとりぼっちの大きなぞうです。

ビスケットやさん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場……。ぐるんぱは、色々な仕事場で一生懸命に働きますが、つくるものが大きすぎて失敗ばかり。

そんなときぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。

子どもたちの世話をたのまれたぐるんぱは、とても素敵なものを作ります。

それはぐるんぱが作った大きなものでたくさんの子どもたちが遊べる、すてきな幼稚園でした。

引用:www.amazon

 

せーのーっ!!

 

「ぐるんぱーー!!」

 

彼はおっきなゾウです

ずっとひとりぼっちで生きていました

 

そしてさいごには仲間にめぐまれて、幸せに生きる場所をみつけるに至ります

 

1匹のぞうさんが仲間はずれにされることに同情的になりましたね

 

初めてかわいそう・さびしそうという気持ちを芽生えさせてくれた1冊でした

 

 絵本は感情の芽生えをうながしますね

 

喜怒哀楽の感情をみな持ちますが、絵本が原体験の人って実は少なくないはずです

 

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わすれられないおくりもの(スーザン・バーレイ作・絵 小川仁央 訳)

〜〜あらすじ〜〜 

賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマだが、冬が来る前に「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」という手紙を残して死んでしまった。

 

悲しみにくれる森の動物たちは、それぞれがアナグマとの思い出を語り合ううちに、彼が宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気付いていく。

そして、春が来る頃には、アナグマのことは楽しい思い出へと変わっていった。

引用:amazon

 

『死』が主題のこの絵本

 

命あるものは動物であれ、虫であれ、魚であれ、そして人間であれ『死』の瞬間はかならずやってくるという恐怖

肉親や親しい友人の『死』の永遠の別れへの悲しみもやってきます

 

『死』に対するキモチを、ちっちゃな僕は悟りかけました

 

そして、大好きな家族を『死』の存在を知ったにもかかわらず、もっともっと大好きになる複雑な気持ちが芽生えました

 

振り返ってみると『生』を噛み締めるキモチが芽生えたわけですね

 

『わすれられないおくりもの』は、カタチのある”モノ”ではなく、老いて先立ってしまうアナグマの遺した知恵や技術などのカタチのない”モノ”であったのです

 

感慨深い以上の言葉が見つからないです

 

大切なモノ・コトは僕にとって何だろう?

 

今でも自問自答してしまうのは、きっとこの1冊が残してくれたモノに違いありません

 

この本は、僕にとっての「わすれられないもの」になりました

 

100万回生きたねこ(佐野洋子)

〜〜あらすじ〜〜

一匹の輪廻転生を繰り返していく様を描いた作品。

 

子供より大人からの支持を得ているとの評価も見られ、「絵本の名作」と呼ばれることも少なくない。

 

読み手により様々な解釈が考えられるが、それまで心を開かずに虚栄心のみで生きていた猫が、恋をして家族を持ち、大切な人を亡くすことで、はじめて愛を知り悲しみを知る…という、

シンプルだが深いストーリーが印象的な作品である。

引用:100万回生きたねこ - Wikipedia

 

冷静に100万回生きたってすごくない??いや100万回死んだってのもすごい。

 

読んでもらった当時は「輪廻転成」の考えはなかったけど、、「もし僕が生まれ変わったら何になりたいかなあ」と、考えるきっかけになりました

 

でね結局、「うまれかわったら、またお母さんの子どもになりたい」・・・なーーーんて言っておいたよな???当時の僕よ←

すてきな三にんぐみ(トミー・アンゲラー)

 〜〜あらすじ〜〜

黒いマントに黒いぼうしの、こわーい泥棒三人組のおはなし。


三人組は次々と馬車を襲い、奪った財宝をかくれがにため込みます。


ある夜、三人組が襲った馬車に乗っていたのは、みなしごのティファニーちゃんだけ。

 

いじわるなおばさんに引き取られるならこの三人組の方がおもしろそう!とかくれがに行きます。宝の山を見てティファニーちゃんがいいます。「これ、どうするの?」


ここからおはなしは意外な方向へ。なんとも素敵なハッピーエンドが待っています。

引用:すてきな三にんぐみ|絵本ナビ : トミー・アンゲラー,今江 祥智 みんなの声・通販

 

この表紙、、覚えてる???

 

『すてきな三にんぐみ』も僕が大好きな本です

 

黒いマントに、真っ赤な斧、、、当時の僕は滅茶苦茶怖かった、、と同時に、世界にはこんな人もいるんだ!という恐怖と好奇心が入り混じる感情を覚えました

 

この三人は馬車を襲って財宝を奪い、、何がすてき??怖いだけじゃん???と思ったのをさらに覚えてます

 

でも、、話の最後には孤児たちをあつめて、お城をプレゼントするのだから、、す・て・き???

 

盗んで悪いことしたけど素敵なこともした・・当時の僕はとても複雑な感情を抱きました。きっと僕だけじゃないはずです😌

どこでもない場所(セーラ・L・トムソン) 

〜〜あらすじ〜〜

想像してごらん。夏の夜、風があなたと夜明けまで踊る、そんな場所を……。
カナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスがえがく、眠りとめざめのあいだの時間。
想像力にみちたイラストレーションが、見るものを奇妙な世界へさそいこむ。

引用:amazon

こちらは僕が大学生になった時に初めて手にとって見た絵本です

 

「ほら、ここは」のフレーズから始まる物語

 

現実と幻想の混じった、とても不思議で美しい世界かんの絵本です

 

幼いこどもが絵本を見た時に、幻想的・空想的な世界はまるで「現実にも本当にあるじゃないか??」と真剣に考えますよね

 

大人になると「そんなものあるわけない」と、片づけてしまう空虚さを反省しています

 

ひとつひとつの描写とだまし絵から、「こんな所行ってみたいなあ。素敵だなあ」と、思うきっかけになればいいですね

 

大きくなったら、好奇心たっぷりの、積極的に学んで挑戦できる人になれる、そんな気がします😌

 

エルマーの冒険(ルース・スタイルス・ガネット)

〜〜あらすじ〜〜

年取ったのらねこからどうぶつ島に囚われているりゅうの子どもの話を聞いたエルマーは、りゅうの子どもを助ける冒険の旅に出発します。

どうぶつ島ではライオン、トラ、サイなど恐ろしい動物たちが待ちうけていました。

エルマーは、知恵と勇気で出発前にリュックにつめた輪ゴムやチューインガム、歯ブラシをつかって、次々と動物たちをやりこめていきます。

エルマーはりゅうの子どもを助け出すことができるのでしょうか?

引用:amazon

 

エルマーシリーズの中で一番大好きだった絵本です

 

わくわくの好奇心はこの絵本から😌

 

と言っても過言ではないですね。りゅうの子供を助ける冒険にエルマーは出かけるんですが、その時点で、、もう異世界とファンタジーの世界です

 

どう猛な動物たちが現れてもエルマーの持ってきたチューインガムや歯ブラシ、輪ゴムなどでおとなしくさせ、エルマーの冒険は進みます

 

4歳5歳の頃の僕は、読み聞かせてもらいながら想像が膨らんで、、そのまま静かに眠ってました

 

翌朝起きた後、その冒険が夢なのか現実なのかわからない心地になったのを今でも覚えてます😂

だいじょうぶ だいじょうぶ(いとうひろし)

   ぼくが今よりもずっと赤ちゃんに近く、おじいちゃんが今よりずっと元気だったころ、ぼくとおじいちゃんは毎日のように散歩を楽しんでいました。

僕が少し大きくなって、困ったことや怖いことに出会うたび、おじいちゃんはぼくの手を握り、おまじないのようにつぶやくのでした。「だいじょうぶ だいじょうぶ。」

引用:amazon

 

「だいじょうぶ」って安心する言葉だよね

 

小さい頃、ケガをしてもおじいちゃん、おばあちゃんに言われる「だいじょうぶ、だいじょうぶ」の安心感は只者じゃないよね

 

現実が大丈夫じゃない時も、無責任とかの次元でもなく、ただただこの言葉が心に響くし、大切にしたいですよね

 

そっと心にしまいたい思い出の本です😌そして、大きくなって生きていくための、心のしなやかさや強さを育てるとっても大好きな絵本です

やさしいライオン(やなせたかし)

〜あらすじ〜

みなしごライオンの育ての親はやさしい犬。

人間の都合で離れ離れにされても、消えることがなかった強いきずなを描きます

出典:amazon

作者はなんとアンパンマンの、、やなせたかし先生。。全くパン工場もでてこないし、ばいきんまんも敵ではありません

 

簡単にいうと、ライオンと犬のお話

 

動物として種類は違うけども、しっかり心と心は繋がってるというメッセージが込められてます

 

親子の愛、絆など、考えてしまうちいさい頃の僕にとってディープなストーリーでした😂

 

大人になって、表面は「他者」や「違う」と思っても実は似てるところ、親しみあるところは人間関係ではよくあります

 

読んでてよかったな、読み聞かせてもらってよかったな、としみじみ感傷に浸ることがあります

 

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まとめ:大人になってから読み直すといいよ

僕の忘れられないオススメの絵本の紹介でおおくりしました

 

自それぞれの絵本の描写や内容への想いはみなさまにそれぞれお委ねします

 

ちいさい頃の絵本から受けた印象は大人になっても根強く残っているものだなあとしみじみ感じました

 

それが意味するのは、大人になるまでのあいだの、例えば思春期の行動、思考、判断にも多大な影響をあたえているものと言い切ってよいでしょう

 

ふとした瞬間に「あぁ、あの絵本では・・・」と思い返してはいかがでしょうか。ぜひまた読み返してみてくださいね

 

それでは!!ぐるんぱ!!!