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【可愛い】ドイツの「シュトーレン」の起源と歴史を解説!【クリスマスの超定番スイーツです】

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クリスマスが近づくと、ショッピングモール内や街中のパン屋、ケーキ屋で多く現れる

 

僕はもともと

 

  • 「白い粉が降りかかった、謎に4桁の値段する物体www」
  • 「ドイツ生まれらしきケーキ?パン?よくわからん物体だわ!」

 

くらいのイメージを持ってました

 

シュトーレンってなにそれーーー

シュトーレンってみたことないよーーー

 

って人のためにまずはみせましょう

 

「シュトーレン 」のルックスはこんなずっしり大きくて、クリスマスシーズンの食べ物です

 

 

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食べ応えあり!の雰囲気がぷんぷんしますね

 

というわけで本記事では

 

キリストの生誕を祝うクリスマスのシュトーレンの名前の由来・歴史・材料・食べ方!

 

これをまとめます!異文化理解の名のもとシュトーレンを知り、世界観を広げてもらえればなと思います

 

(Amazonでも実は買えてしまうシュトーレン ↓)

 

 

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 はじめに:シュトーレンの名前の由来

photo of green leafed plants

まず、シュトーレンの名前は「坑道」を意味します(ドイツ語ですね)

 

トンネルのような格好をしているために付けられたそうです

 

イエスの聖誕を祝うクリスマスのために、粉砂糖をたっぷりふりかけ、幼子イエスが白い産着で包まれている姿に見立てられ作られたケーキだそう。神秘的すぎワロタって感じですがまじです

 

で、諸説ありますが、名前は後から付けられたのではないかという説が有力のようです

 

「ん???後から付けられたってどうゆうこと??」

 

と思ってしまうかもですが

 

それはシュトーレンの歴史を辿るとみえてきそうです

 

シュトーレンの歴史はと〜っても古い

シュトーレンの歴史は超古〜〜い

 

シュトーレンの原点の食べ物の記録が最初に現れるのは、ナウムブルク(Naumburg)という都市で1329年のこと

 

ナウムブルク(Naumburg)は以下の写真の都市で、現在でも人口は3万人ほどの小さめなコミュニティ都市です

 

 

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ちなみに14世紀は中世のキリスト教世界の真っ只中

 

残されるのは、当時の司教様へと、クリスマスの贈り物として献上されたもの記録だそうで、最古のシュトーレンに関する記録だそうです

 

まるで布にくるまれた幼子イエスのように見えたため、クリスマスの贈り物に最適だったとされます

 

こうしてナウムブルクでシュトーレンの『原型』が食べられ始め、

 

この『原型』がうまい!と評判になり、その都市の外へでていく!という流れです

 

これ以降に『シュトーレン』の名前が付けられたと推測されます

 

シュトーレンの名前が後から付けられたことに関して、由来をみてみると・・・

 

ナウムブルク(Naumburg)の記録から150年の月日を経て、ドレスデン(Dresden)という炭鉱の街のクリスマスマーケットでこのお菓子が売られた

 

という史実があることからもこれを機に名前が広がったとされてます

 

*以下は炭鉱の街、ドレスデン(Dresden)の今の風景です

 

 

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炭鉱の街と紐づけて、シュトーレンという名前になった、との説が今の所かなり有力だそうですね

 

このせいか、シュトーレンの発祥の地は今でもドレスデン(Dresden)という一般的な理解があります

 

でも、、シュトーレンのファンならば、 真の起源はナウムブルク(Naumburg)ってことを忘れないでおきたいですね😉

 

シュトーレンが焼きあがるまで

バターや油が多めに使われており、ボリュームがあってずっしりなシュトーレン 

 

各家庭やベーカリーによって具材は様々なものにわかれるそうですが、スタンダードな具材は以下のものだそう

 

関連:シュトーレンの作り方とタイプ別レシピ7選 | 特集 | クオカ公式通販:製菓材料・道具のオンラインショップ

 

ベースの生地にラム酒漬けのレーズン、オレンジやレモンピール、スライスアーモンドなどの具材を中心に加え、

 

シュトーレン特有の配合スパイス(シナモン、バニラ、ナツメグ、コショウ、カルダモン

 

を混ぜ合わせることでシュトーレンの生地の完成で、これを焼き上げます

 

とりわけ、ドレスデン風のシュトーレンは有名で、たっぷりドライフルーツとマジパンが入ったシュトーレンのスタイルです

 

出来上がるとほんと〜〜〜に幼いイエス???じゃないかくらい重みでずっしりします😂

 

どうですか??シュトーレンの味をイメージできましたか??

 

日本人の味覚に合う、とてもほっこりする味で病みつきになりますよ

 

「なんでクリスマスだけやねん!!!!オールシーズンで売ってくれよ!!」ともなれば、かなりのファンの証拠です

 

シュトーレンの食べ方がユニークな件

シュトーレンの本場の食べ方を解説します

 

食べる鉄則は

 

すぐに食べるのではなく、日を置いてから食べる

 

というものです

 

ラム酒やフルーツの香りがパン生地に馴染み、味わいの深さをたのしめるからだそうです

 

もっとマジレスすると

 

クリスマスまでの間に少しずつスライスして食べる徐々に変化する味とクリスマスまでの待ち遠しさをかみしめるのだそう

 

つまり薄く切ったひと切れを毎日少しづつ食べるのが正当法らしいですね

 

また、薄くスライスし少しずつ食べたほうが良いという理由に、以下のことも関わってきそうです

 

ふんだんにバターや砂糖、そしてラム酒漬けのフルーツが入ったシュトーレンは高カロリーフードの典型で

 

100gあたり350~500キロカロリーは驚きの数値かもしれません

 

(やみつきになる美味しさのあまり、ちょびちょびと食べ分けることが苦手な方にとっては・・・自分自身への言葉なのですがシュトーレン恐るべし)

 

バター・チーズ・ハチミツなどをのせて、オーブンに入れるとより贅沢に仕上がるそうです

 

そんなシュトーレンとともにコーヒーを飲んだら最高でしょうね

 

そんなドイツのクリスマスにかけての伝統と歴史が詰まったシュトーレン

 

さああ

 

イエス・キリストの聖誕祭であるクリスマスを迎えるまでどんな風に過ごしますか?

 

シュトーレンから日本とは異なる食文化を学べる良い機会ではありませんか?!

 

Amazonにて唯一のシュトーレンが売られてます

 

「シュトーレン!気になる!」って人はオーダーしてみるといいかもしれませんね😇